高塚熊野神社 音声ガイド
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王子社(おうじしゃ)

約2分 / 音声と文章でご案内します

お読みになる方へ

御祭神(ごさいじん)は、若一王子命(にゃくいちおうじのみこと)と、高塚縁故(えんこ)諸霊萬霊(しょれいばんれい)です。

若一王子命は、熊野三山(くまのさんざん)(まつ)られる五所王子(ごしょおうじ)(三所権現(さんしょごんげん)御子神(みこがみ))の第一位の神で、天照大神(あまてらすおおみかみ)同一視(どういつし)されています。室町時代中期(一四〇〇年代)、高塚には若一王子命を祀った若一王子霊社(にゃくいちおうじれいしゃ)がありました。熊野神社の境内にあったのか、近隣にあったのかは不明ですが、御鎮座(ごちんざ)九五〇年を機に、この地に再び勧請(かんじょう)されました。

眼前(がんぜん)注連縄(しめなわ)で囲まれた()り土は、伝承(でんしょう)によれば、津波の犠牲者をこの地に(ほうむ)り、たくさんの砂を浜から運んできて高い(つか)を作ったものとされています。これが「高塚」の由緒(ゆいしょ)です。

昭和十六年(一九四一)の記録にも、地域の住民が毎年元旦に浜砂(はまずな)(かつ)いで持ってきて、神前に奉納(ほうのう)した後、丘陵(きゅうりょう)に納めているとあります。現在でも元旦の浜砂奉納は続いていて、「浜垢離(はまおり)」と呼ばれています。

あらためて、若一王子命、天照大神様の御加護(ごかご)のもと、津波犠牲者ならびに高塚縁故の諸霊萬霊の安鎮(あんちん)と、高塚町の繁栄(はんえい)をご祈願(きがん)いただければ幸いです。

王子社

高塚熊野神社
※これは試作版です。音声はAIによる仮のもので、本番では別途収録します。